設定するまでが楽しくて、いざ設定が終わってみると何を書けばいいのか分からなくなる現象に名前を
140字には収まらない滾りとか、公共の場に置いておくには気が引ける気持ち悪い感情とか、誰かに共有したいけどあまりにも良すぎて誰にも教えず独り占めしたいけどやっぱり誰かと分かち合いたい素晴らしい物との出会いとか。そういうアレです。
ハンニバルのドラマ版って知ってます?
2013年から3年くらいかけて放送された、トマス・ハリス原作のスーパーサイコパスストーリーなんですが、6年後にあたる2019年現在、今更ながら神に感謝するレベルで滾りました。
元々、アンソニー・ホプキンス版の映画が大好きで、それゆえドラマの方は見てなかったんですが、何気無く視聴したNetflixの『Polar』が(マッツ・ミケルセンが)カッコ良すぎて、余韻に任せて出演作を探すうちにドラマ版ハンニバルがミケルセンだった事に気づき、「あれ????この人だった??????絶対最高じゃん??????観て良いのでは??????????」みたいな感じで視聴開始しました。
最高でした。
もう、本当に最高でした。
6年前にも関わらず、今観ても一切古さを感じさせない映像、演出。
文学的・哲学的にも最高域であるハンニバルが艶やかに、美しく映像化されております。
そして、愛。
愛が重いし可愛いし美しいし、毎話声をあげて身悶える始末。
ちなみに、私は腐女子ではないです。
BL自体には特に抵抗もないですが、元がBL設定でないものを二次創作でイチャラブさせたりするのが好きではなく、公式がやる精神的にズブズブなオス同士の心の触れ合いが好きみたいです。アニメの『No.6』とかね。
そういう感じなので、ぜひ観ていただきたいと思います。
これほど滾り興奮し没頭したからと言って、映画版の方が色褪せたかと言うと、そうでも無いのがトマス・ハリス大先生の凄いところだと思っています。ドラマ版の方が良いとか映画版の方が好きとかそういう話じゃあ無いんですよ。
ホプキンスおじさん主演の映画版や、青年期のライジングなど、ドラマのハンニバルも含め、それぞれの監督や脚本家が愛と敬意を持って最高のハンニバル・レクターを映像化したのだと思います。
"俺が考える最高のハンニバル・レクター"
うん。どれも最高。
こちらは最初の投稿として軽い気持ちで書き始めたらうっかりハンニバルの話題を出してしまっただけなので、またいつか、しっかり夢小説でも書きたいと思います。